デザイナーの枠を超えて活躍できる。採用担当が語る「みてね」デザインチームの魅力
家族アルバム「みてね」(以下:みてね)は、ユーザー数が全世界で2,000万人を突破(※2023年11月時点)し、プロダクトのリリース以来多くの方にご利用いただいています。
その成長を支えるデザイン組織は、「みてね」の世界観を表現する上で欠かせない存在です。そんなデザインチームでは、デザイナーがデザイン以外の業務も担うとか。
今回は、「みてね」でデザイナー採用を担当する古野にインタビューを実施。採用活動の裏側や、デザイン組織の魅力について、赤裸々に語ってもらいました。
「カジュアル面談」を重ねることが採用成功の鍵に
──2023年度はデザイナー職を5名採用されたとのことですが、どのように採用を進めていかれたのでしょうか?
古野:まずマネージャー候補の方を2名採用することができました。これにより、その後の採用がスムーズに進んだと思っています。マネージャーに続いて、UXリサーチャー、プロダクトデザイナーなどの職域の方にご入社いただきました。
━━最初にマネージャーを採用したことには、どのようなメリットがありましたか?
古野:マネージャーのマネジメントスタイルや得意分野を把握したうえで、「どんなチームにしたいか」「どこを強化したらより強いチームになるか」をあらためてチーム内で検討していただき、全体のバランスを考えながら採用を進めることができました。
━━「採用がスムーズに進んだ」要因はなんでしょう?
古野:さまざまな要因があると思いますが、例えばマネージャー採用では、カジュアル面談と選考を通してデザイナーのメンバー全員と会話する機会があり、チームの雰囲気や課題感を直接感じてもらうことができました。そのため、入社前からご自分の役割をかなり具体的にイメージしていただけていたのではないかと思います。
実は、「みてね」のデザイナー採用ではかなり積極的にカジュアル面談を実施しているんです。多い方だと、選考に進む前に2,3回実施されることもあります。今いるメンバーと十分にコミュニケーションを取ることで、入社後のイメージを掴んでいただきやすく、安心して選考に臨める環境を提供することにつながっていると思います。
━━入社を検討中の方にとっても、今いるメンバーにとっても、互いを知るための良い機会になりそうですね。
古野:そうですね。人事としても、新しい方が入社されることによって、今いるメンバーの意識がさらに良い方向に向かうきっかけになればいいなと思っていて。カジュアル面談や選考でのコミュニケーションを通じて、「この人と働きたい!」というワクワクする気持ちを膨らませていただけたら嬉しいです。
━━古野さんが採用担当として大切にしていることについても教えてください。
古野:些細なことかもしれませんが、第一印象と、緊張をほぐす雰囲気づくりには気を配っています。最初の窓口である人事担当として、応募者の方との出会いを何よりも大切に、笑顔で接することを心がけています。特にオンライン面接では、画面越しでは表情や感情が伝わりにくいので、意識的に頷いたり、共感の言葉を伝えたりするなどの工夫をしていますね。
また、限られた時間の中で、応募者の方が持っているものを最大限に発揮できるよう、リラックスして面接に臨めるようにサポートしたいと思っています。そのため、「あなたの話を聞きたい」という気持ちを、言葉だけでなく表情や声のトーンでも伝えるように意識しています。
子育て中のメンバーも活躍中!「みてね」で働く魅力とは
━━「みてね」のデザインチームの魅力についてお聞かせください。
古野: 「みてね」のデザインチームは、「みてね」の世界観を表現する上で欠かせない存在です。最近、私自身もユーザーとして「みてね」を使っているのですが、デザインの端々から「みてね」らしさが伝わってくるように感じています。チームの規模は拡大していますが、メンバー全員が同じ方向を向いて、「みてね」らしいアウトプットを生み出し続けているのは、チームとしての大きな強みだと思います。
また、幅広い業務をご経験いただけるのも、「みてね」で働くことの魅力の一つだと考えています。例えば、UXリサーチでユーザーインタビューを実施したり、アンケートの集計を行ったり、マーケティング活動に関わったり。中には、PdM的な役割を担っている方もいます。
「みてね」のような長く続いているサービスだと、組織が縦割りになっていて、職種ごとに分かれているイメージを持つ方も多いと思います。実際には、専門領域を極めつつ、デザインの仕事だけに閉じずに色々なことにチャレンジできる環境です。
キャリアに漠然とした不安を抱えている方にとって、「みてね」のデザインチームは、視野を広げ、成長できる場所になると思っています。
──職域に囚われず、さまざまなことに挑戦できる環境なんですね。他にもありますか?
古野:子育て中の方にとって働きやすい環境という点も魅力だと思います。
例えば、役職に関係なく、『子どものお迎え』というスケジュールが当たり前のようにカレンダーに入っているなど、とても柔軟な働き方が可能です。全社としての休暇制度も充実していますし、子育てと仕事の両立に不安を感じている方にも安心してご入社いただける環境だと思います。
やりたいことの実現を 20%ルールで後押しする
━━最後に、「みてね」では、どんな方が活躍できると思いますか?
古野:何よりも、「みてね」のことが好きな人じゃないでしょうか。今いるメンバーも「みてね」愛が強い方が多いので、そこに対する温度感が違うと、どこかで歪みが出てしまうと思います。
もう一つ、芯を持っている方というのも大切なポイントだと考えています。「みてね」のデザインチームには、目の前の仕事に真摯に向き合うだけでなく、明確な目標を持った上で、それを達成するために「自分が今何ができるのか」と常に考えている方が多いです。目標が何であれ、成し遂げたいことや、「みてね」で叶えたいことを持っている方のほうが活躍のチャンスが広がると思います。
━━ 自分でやってみたいことや目標を先を見据えた上で働いている方が多いんですね。
古野: そうですね。「みてね」のデザインチームでは、『20%ルール』というものがあって、8割は担当業務に集中して、残りの2割は自分のやりたいことにチャレンジできるんです。この2割の時間を使って、デザインシステムを作ったり、UXリサーチを学んだり、デザイン視点で別の領域に挑戦したりと、みんなそれぞれに裁量をもって「みてね」のデザインのためになることをやっています。このルールがあることで、自分の興味関心に従って成長できますし、自主的に動ける環境が整っていると思います。
実務を楽しみながらやりたいことにも向き合っていただくことも可能なので、自分の夢や目標に向かって、積極的にチャレンジしていけるような方にご入社いただけたら嬉しいです。